旬八青果店で食事しながら、東京野菜の八百屋ビジネスを考える(後編)

畑会の山田です。

以前、書いていたブログの続きです。

えらい間隔があいてますが(汗)

前編、中編はこちら。考察については中編からなので、中編からでも意味は分かります。

hatakai802.hatenablog.com
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 さて、3番目の課題なのですが

それは

③人的資源をどう活用していくか

にあると思います。

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東京で農業をやることのメリットがいつくかありますが、その最たるものの一つとして「人口が多い」ことがあります。

人口が多いということは、消費者であるお客が多いということに焦点がいきますが、農業を手伝いたい人が沢山いるという好条件を活かしている人は少ないと思います。

いい例として、よくお世話になっている町田市の竹村さんの農園バンブービレッジファームが挙げられます。畑をよりオープンに受け入れることで、毎年1000名規模のお手伝いさんや見学者が訪れまています。

竹村さんの紹介した記事はこちら↓ 

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私たち畑会も都市農業の特性を活かし、援農集団である「東京縁農会」という団体と密接にかかわりながら、活動をしています。

こちらの組織は非公式ですが、農業を手伝うためのメンバーが150名超いて非常にレベルの高い援助を行っています。 

こういった人材は、探せばいますし農家さん側が発信していないため知られていないのが現状です。

僕らが東京駅前で行った小さな農業ビジネスセミナーも70名の方が集まっており、ほとんどの方が農業をやっている人達ではありませんでした。

こういった方たちをどう巻き込んでいくかが大事かと思います。

 

とはいえ、ボランティアでやってもらえばいいかと言うとそうではありません。

ボランティア自体が悪いわけではないですが、八百屋ビジネスのようにしっかり収益性を望むのであれば、組織として形をとり、そこにルールや報酬や承認欲求を満たす仕組みがなければなりません。

ひとつ参考なる組織として、生協組合があります。

日本だと生協組合は組合員同士が共同出資をして、共同購入や共済事業などを行う組織です。

ただ、日本の場合は消費者が中心となるもの生協組織なので、今回の目的である労働力はあまり活かせません。参考にしたいのは海外の生協です。

生協は世界規模でみると生産者や労働者が集まる生協組合が多く、そちらの生協に注目しています。

単なる出資だけでなく、共に事業を起こし労働することで、うまく雇用も生み出すことができるようになります。長くなるので、ここでは割愛しますが、似たような仕組みとしてCSAがあります。

CSAについては、私が以前書いた書籍のレビューに細かく書いています。
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そこにあったのは、「ワークシェア会員」という制度。

簡単にいうと会員として、野菜代を支払うない代わりに農作業を手伝うことで無料でもらえるというルールです。これならば、貧困層と言えども、働きさえすれば食事には困らなくなるということが理論上可能になると言えます。

 

以上のように

生協組合やCSAのような制度を使い、東京で農業に関わりたい人をうまく巻き込みながら人的資源を活かせるようになれば、都市の農業はまた次の段階に進めるのではと思います。

この点に関しては、畑会でも少しずついろんな要素を実験的に組み込みながら進めていこうとしています。その変化をぜひご覧になっていただきたいです。

 

ということで、ふと立ち寄った旬八八百屋さんで食事をしただけなのに、とめどなくいろんな考えが湧いてきたので、メモすることにしましたw

 

まだまだ散文的な内容ですが、ひとつ一つ現実に落とし込んでいこうと思います^^ 

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