先日、日野市せせらぎ農園さんに舩木と訪問しました。
やすらぎ農園さんは、多くの市民が集まるコミュニティ農園。
そこには農園、庭園、公園が融合したような心地よい空間が広がっていました。
せせらぎ農園では、市民の方々に気軽に農業を楽しめるようにと無農薬有機栽培で少量多品種の農作物を作っていました。
子どもたちに野菜、土や清流、微生物、虫など多くのいのちに触れる機会を設け
教育としての役割りも担っていました。
当日の午前中にも子供たちが来ていたようです。
この活動自体は10年以上に続いており
本来は日野市の生ごみリサイクル推進が発端とのこと。
当初は、生ゴミをたい肥化するために
八王子の鈴木牧場の牛糞を混ぜて作っていました。
(私達がお世話になっている亨さんの牧場)
その後は、その生ごみをせせらぎ農園の畑に直接撒くことで堆肥化を行うようになったようです。
畑の微生物が分解する力はすさまじく
2週間もたつと目視ではほぼ確認できないぐらい生ごみが消えてしまっていました。
ここのせせらぎ農園を当初から管理しているのは佐藤美千代さんという方(写真はFBより)。
先月のシンポジウムに参加していただき、農園見学の機会を頂きました。
佐藤さんは、情熱的かつ勤勉、献身的な方で日々の活動に本当に頭の下がる思いで話を聞かせていただきました。
ここでは到底伝えられませんので、知りたい方は直接お話を伺って聞いてもらうか、頂いた資料をお見せします。
その後
日野市の「農ある暮らしづくり協議会」
の会議に参加させていただき
いろんな立場の市民の方々が集まり
農地をいかに残していくかを話し合われました。
詳しい事情は差し控えますが
それぞの立場、ニーズ、背景、利害、法制度などがあり一筋縄でいかない問題ばかり・・😱
八王子市や他の市でも大なり小なり
似たような構造があることを改めて実感。
解決の糸口はどこにあるのか。
もちろん、各関係者との地道な対話が
あることが前提ですが
市外を超えた視点、立場、力が必要と感じました。
それはつまり東京都レベルのアプローチ・・😳
各市の農業、農地の現状をヒアリングし
とりまとめて東京都へ、いくつかの提案ができないか思ってます。
一般社団法人畑会として、どこまでできるか分かりませんが
新しい挑戦をしてみようと思ってます!✊🏻