先日、霞が関にある国土交通省(以下、国交省)に。
目的は、都市農地の相談。
農業シンポジウム主催や、地域の人たちの
勉強会を重ねるごとに
都市農地に関わる法律やルールが複雑で
どういう風に調べていくか壁を感じていました。
ならばと思い
その法律やルールを作ってる人たちに会って聞けばいい。
そんな単純な発想で
国交省のホームページから問い合わせてみました。
すると国交省の都市計画課の方と
アポがとることができ、会いに行くことに
意外にすんなり会えることにビックリ。
何気に霞が関のお役所にいくのは初めて。
すごく緊張が走る。
イメージはゴリゴリの官僚のイメージ。
有名大学卒業の
エリート中のエリートが集まっており
巨大で洗練された建物の中で
バリバリ働いている官僚の人たちを想像していました。
だけど言ってみると
想像とは真逆の場所でした。
建物こそは、確かに巨大でしたが
築年数が古すぎて
地方の市役所に来たのかというような内観。
オフィスを見るとさらに驚き。
地味な机が所狭しと並べられ
机の横の通路を互いにすれ違うのならば
カラダを横にして進む必要がある程
職員の人たちの密集率がかなり高かった。
また、空間を仕切るパーテンションもほぼなく
向こう側の部署まで見えてしまうぐらいの
ある意味、開放的な空間でした。
そして、話の際に私が通された場所も
事務所の中にある簡易的なテーブルで
みなさんが仕事をしている空間の中
話をさせていただきました。
エリート感がなく、とても庶民的な感じで
いい意味でイメージが覆りました。
そして、職員の方とお話を。
これまた意外だったのは
3名の職員の方が来られ
資料などをいくつも提示していただき
とても丁寧に1時間以上お話を
していただきました。
とても恐縮でした・・・
話の内容としては
・都市農地に関わる法律で農水省と国交省と管轄の違い
・都市農地に関わる各法律が決定していくまでの時代的背景や意図について
・最近成立した都市農地の貸借の円滑化法の話
・都市計画法にある田園居住地域の話
・国交省が推進しているコンパクトシティの話
などなど、他にも幅広く話しました。
話を聞いていく中で教えてもらったのは
国交省は、今後は都市農地を維持し増やしていく方針のようです。
そのため、僕らのような都市農地を守ろうという人間に対し
少なからず期待されているとのことでした。
八王子でも共通の知人がおり
八王子市民の活動や取り組みに注目されていました。
現状として、都市農地を維持するための法律は
いったんすべて出揃ったようで
これからは、その法律を価値的に運用できるよう
地域の地主さん、農家さんなどの
意識や認識を変える取り組みや
事例を増やしていくとのことです。
そのためであれば
わざわざ八王子まで趣き、説明をしてくださるとのこと。
これは本当にありがたい!
畑会としても、タイミングをみて
国交省の方を呼んだセミナーを開催しようと思います。
生産緑地法の2022年問題解決の
手助けになるよう動いていきます!
以上で、国交省の話は終わりですが
こんな感じで、引き続き他の霞が関の方とも話し
市レベルの問題を、国や東京都レベルで
アプローチしていきます!
(圧力ではないですw)
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